『テリーフォックス・ラン
・イン札幌2014』、開催
10月18日の土曜日、雲一つない秋晴れの下で「テリーフォックス・ラン・イン札幌2014」が開催されました。
このマラソンはカナダ人のテリーフォックス君の遺志を引き継いだ「チャリティ・マラソン」です。
バスケットボール選手だったテリーフォックス君は1977年に骨肉腫が見つかり、右足を切断しました。
しかし、彼は大きな決断をします。
癌研究のための募金を集めるため、1980年4月12日義足をつけてニューファウンドランド州セント・ジョンズからブリティシュ・コロンビア州バンクーバー島まで「希望のマラソン」を走り始めました。
毎日フルマラソンと同じ42㎞をお天気の日は勿論、風の日、雨の日、嵐の日も走り続けます。
目標はただ一つ、完走と100万ドルの寄付を集めることです。
走り始めて143日目の9月1日、スタートから5373㎞を走り終えたところで、今度は肺への癌の転移が見つかり止む無くマラソンを断念します。そして、23歳の誕生日を1ヵ月後に控えた、1981年6月28日に22歳の若さで亡くなりました。
しかし、彼の遺志を継いで9月以降毎年、癌研究資金を募る「TerryFox・Run」が世界各地で開かれ、現在まで受け継がれています。
この日は、実行委員長であり当協会理事でもある、東海大学札幌キャンパスのマーク・ハミルトン准教授、カナダ大使館札幌通商事務所・辻尾晋一代表が中心となり、多くの人たちに呼びかけてくれたおかげで、120名以上の参加となりました。
順位を競う大会ではありませんので、走ったり、歩いたり、スケートボードだったりと皆さん思い思いに、3㎞・5㎞・10㎞に挑戦しました。
一人のけが人もなく無事終了し、参加者からは善意の寄付が30万円以上も寄せられました。
寄付は、これからも受け付けます。
テリーフォックス君の遺志を理解していただけたなら、次の口座に寄付のご協力をお願いします。
北海道銀行 ・ 本店営業部
普通預金 口座番号:3167402
口座名:北海道カナダ協会 テリーフォックス・ラン・イン札幌
※北海道銀行窓口、ATMをご利用の場合は手数料が「無料」です。
来年もまた、開催予定です。
今から、参加のために体力作りを始めて下さい!!
そして、会場でお会いしましょう!!