「第31回 北海道・カナダ姉妹都市会議」を開催しました。
開催日 2022年11月17日(木)
会 場 札幌ガーデンパレス 講演会・会議:丹頂の間 懇親会:孔雀の間
3年ぶりに対面で開催しました。ご参加者は以下のとおりです。
カナダ政府札幌通商事務所、北海道庁国際課、姉妹都市提携自治体、
国際交流団体、日加友好北海道議会議員連盟議員、当協会会員
北海道カナダ協会堰八義博会長より、開催の挨拶があり、講師の北海道鹿追高等学校 校長 俵谷俊彦氏 をご紹介いたしました。
また、会議の司会を務めていただいた北海学園大学 名誉教授
井上真蔵氏がご勇退され、長年に渡るお力添えにお礼を申し上げました。
新たに司会を務めていただく北海道教育大学 函館校 准教授 古地順一郎氏 をご紹介させていただきました。
【講演について】
講師:北海道鹿追高等学校 校長 俵谷俊彦氏
演題:地方小規模高校でのグローバル人材育成と高校魅力化:
鹿追とストーニープレインの交流から
鹿追町とストーニープレイン町との交流を、鹿追高校生全員カナダ短期留学へ発展させた歴史を紹介し、留学による生徒の学習意欲の向上が見られ、「高校の魅力化」の実現につながったことを説明しました。
「押寄せる時代の波」の中で入学希望者の減少を受け、更なる「高校の魅力化」としての「鹿追創成アカデミア」構想を展開している。
その内容は、「探求や課題解決能力」の育成と「主体的に取組む」学びへの姿勢を醸成すると共に「探求の対象」を「町の問題解決」とし、幅広い分野の方から生徒への支援を受けるために「公設塾」を開設し効果を上げている。
さらに「直接、海外の大学へ進学」の道も作ろうと考えている。
魅力溢れる鹿追高校を作り上げており、全国募集もするので、多くの生徒に入学して欲しいと締め括られました。
【会議について】
本年度から北海道教育大学函館校准教授古地順一郎氏に司会を担当していただきました。
前半は、交流状況について、最初に北海道庁から説明があり、続けて姉妹都市提携の自治体や国際交流団体の11名の方が説明をしました。
皆さんは、コロナの感染状況に対処しながら、工夫をして事業に取組んでいましたが、ご苦労されている様子が伺えました。
後半は、懸案事項について、コロナ禍での交流の在り方、オンラインでの時差の問題等での悩みや工夫について意見交換がありました。
また、事業を担う事務局や交流を担うホストファミリーの高齢化や人員不足については、自治体への積極的な働き掛けが必要であるとの意見も出されました。
【懇親会について】
北海道カナダ協会 堰八会長の挨拶、カナダ政府札幌通商事務所 辻尾晋一通商代表より乾杯ご発声があり、懇談や情報交換が行われました。
懇親会の最後に、北海道総合政策部国際局国際課 早川由世課長よりご挨拶をいただき御開きとなりました。